受験指導のプロがそっと教えるテクニック 3

付箋の有効利用

マークを記入していく方式の補完として、難しく手強い問題には付箋を貼る方法もお薦めです。

前述のマーク記号を出来なかった問題すべてに付箋を直接貼ってそれに日付と出来具合を書いていくやり方で、この方法もも有効です。

強力な付箋を用意
(強力なモノはなかなかはがれませんしまた再利用が何度でも出来かえって経済的だと思います。)

マークの方法と同様に、当日出来なかった問題に付箋を貼り、その付箋に日付や出来具合を書いて、何度かこなしながら、完答が出来たら初めて付箋をはがすという方法です。付箋をはがすとき、達成感からか、意外と気持ちの良いものですし、やる気につながります。

いろんな種類・色の付箋があります。

(1)曜日ごとに色分けをし、1週間前、2週間前の出来なかった問題を確認、再挑戦するのでも良し。

(2)出来具合で色分けし、「×」を「▽」、「△」に、「△」を「○」、「◎」にするなど色ごとにその日の再挑戦のテーマを変えていくというのも良しです。

意外な効用→勉強の管理強化

この方法は一見計画がないように見えて、意外と計画性のあるものです。計画を立てて受験勉強をすることをお勧めしますが、仮に計画を作っていない場合でも、その教材に関しては、計画的に学習をこなすことがこの方法だと出来るようになります。付箋の色などで、教材の進め方に関して管理すること出来、計画性につながるからです。

早稲田大、慶応大、上智大、理科大 合格【知る、知らないでは大違いのテクニック】

何を勉強をしようか?と迷ったら

その日に、何を勉強をしようか?と迷ったら、何も考えずに「付箋はがし」を奨めます。付箋を色ごとに重点的にはがしていく。

もちろん完答出来た場合でしかはがしてはいけません。何枚もの付箋をはがすことで出来たときはそれは爽快で、一歩前進した実感があります。

2ヶ月以内に貼った付箋は はがす!

少なくとも2ヶ月以内に、貼った付箋をはがせるようになることを目安と考えてください。勉強計画に織り込んで下さい。

週に1回は進捗状況を確認せよ

最低でも週1回は、すでに解いた問題の出来具合を、マーク・付箋をザァーと見て確認してみましょう。その後の学習計画を決めて実行しやすくなります。

計画表があれば計画の軌道修正をして下さい。これも勉強計画に織り込んで下さい。後々で効果を実感できるはずです。


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