チョットしたことが合格と不合格を分ける!!

同じ努力・実力で他のライバルと比べて最大の効果が上げられるようにどうすればよいか?
ここでは合否を分けるポイントを説明します。合格できる実力を持ちながら不合格になってしまう人。必見

◎字は丁寧に解答する

受験では基本的ことが(答えを分かりやすく書く、消しゴムで消す場合はきれいに消すこと、など)あたりまえのように必要とされています。

字は丁寧に! 字のうまい下手はあると思いますが、自分のすべてをぶつけた答案を採点していただく先生を意識して丁寧に心をこめて書くことは大切です。また、今後の青春の一部を託す大学に対する礼儀でもあります。

丁寧でない汚い字、乱雑な字というのは、へたな字とは違います。汚い字、乱雑字、には心がこもっていません。採点者に試験に対する受験生の態度を疑わせてしまいます。採点者も血が通った感情のある人間ですので、汚い字、乱雑字だと「正しく採点してもらいたいの?」「本当に受かりたいの?」と疑われてしまう可能性はとても大です。大多数の大学入学試験では「合格させる試験」ではなく「不合格にさせる試験」と思ってください。高校入学試験と比べて大学入学試験の倍率を考えてみれば明かです。合格者に対して少なくとも何倍もの不合格者を決めなければならない大学の入学試験の実施方針を考えれば、決まった時間内で、たくさんの採点をしないといけないときに、読みにくい字を書いていたら「これって一体なんて書いてあるの」と時間をかけて見てくれるでしょうか?次々と採点をこなしていかなければいけない立場としては、読みにくい解答の場合、「×」とされ、次の採点項目に移ってしまいかねません。難関大学になればなるほど1点の重みは大きく違います、ましてや1問の可・不可の差があなたの合不合を左右しかねません。実際に、大学入学試験で採点を経験した先生方に話を何度か聞いたことがありますが、普段の大学での定期試験等では、採点数が数十人単位、多くても百人から二百人程度であり、その先生の裁量の範囲で採点することが可能で、恣意的に試験の採点をする場合もあり、教え子である学生の顔を思い浮かべながら「最近がんばってくれているなぁ」「正解ではないが授業で強調したことはおさえているなぁ」など正解でない場合でも、肯定的点数をつけたりするそうです。ですが、入学試験になると様相は一変します。期間は限られている。大量に機械的に採点しなければならない。大量の文字を読むことは目に負担がかかる。(先生は老眼の場合も)そもそも誰の答案かはまったく分からない。ではどうするか。読みづらい字、汚い字は読む前から「×」にすると断言された先生もおられました。

ですから

本番の入学試験はもちろんのこと、模試などの機会に普段から丁寧に早く書くことを心がけて練習をしてください。

そして

丁寧に書こうと思ったら、自然と心を落ち着かせる、正しい姿勢で書く、ひいては正しい答えを書くことに繋がってくるものです。

あなたの大学への熱意・思いは伝わります。その熱意・思いが大学の合格へと導いてくれます。


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